恩送りの会について

恩送りの会について

やまがの恩送りの会 」発足にあたり、自分たちの住む地域のこれからを心配する有志の方々に集まって頂き、山鹿市と同じように超高齢化の課題を持つ広島県福山市鞆町の現状を知る機会を設けました。

鞆町で福祉施設を運営する羽田冨美江氏は、安心して暮らせるまちづくりは、継続的に取り組むこと、関係の輪を地域の文化として創ること、我がごととして考えることが大事だと語られました。

そして、ドキュメンタリー映画「ぼけますから、よろしくお願いします。」の監督 ” 信友 直子さん ” の中国新聞でのコラムの一部が紹介されました。

近所の人たちに大変お世話になっています。

 私も周りのご厚情にどうやって恩返ししようと恐縮することもありますが、

 助けが必要な誰かに「恩送り」をすればいいんだと思うようになりました。」

私たちはこの言葉に共感し、山鹿で自分たちの地域を自分たちの手で守るため、「やまがの恩送りの会」と名付けました。

◆ これまでの歩み

2019年、熊本県より小規模法人ネットワーク事業の委託を受け、「やまがの介護協働推進ネットワーク」として活動を開始。研修会と生活支援員の育成に取り組む。
また、ホームページを立ち上げる。(yamagalife.net)
2020年度は、山鹿市が窓口になり2年目の事業を実施。研修会と生活支援員の育成に取り組む。
2021年度は熊本県が窓口となり3年目の事業を実施。山鹿市⻑を囲み意見交換を行い、また先進地の石川県加賀市との勉強会を行った。

◆ これから必要な取り組み

介護人材が不足してしまう今後、介護の中で、高齢者やご近所さんでできることは協力し合う仕組みづくりが必要になってきます。
住⺠力を高めて、地域づくりを行うために一般介護予防(介護予防の知識を学び、通いの場や地域サロンなど、地域の身近な場所で人と人のつながりを通して介護予防の活動を継続できるように支援すること。
65歳以上のすべての人が対象)をすすめる。
また、介護が重度化することをさせないために、身近なところで相談・支援が受けられるようにすることが必要になってきます。



※令和3年3月に、市民公開講座(Web にて)広島県福山市鞆の浦での地域づくり(鞆物語)を講演いただき、Web で視聴
講師: ●鞆の浦さくらホーム:羽田冨美江 様 / ●原の家:旗手 隆 様
主催は、前身となる「山鹿の介護協働推進ネットワーク」です。
website http://yamagalife.net/